MACDの基礎

MACDは、長期EMAと短期EMAで構成される

 

  • MACDは、短期EMAから長期EMAを差し引いた値を示している
  • 市場が強気の時は、短期EMAは長期EMAよりも早く動きMACDラインも上昇する
  • 市場が強気を失いだすと短期EMAは横ばいとなり長期EMAをした抜け0ラインを割る
  • トレンドの軟化は、MACDの方向に反映される
  • 価格変動の過程で、短期EMAは長期EMAに対して離れて拡散したり、連動して収束したりするため移動平均収束拡散法という

たとえば日足で買いシグナルを確認し買いを行った場合、さらに上位の週足、月足が強気なら優位性がさらに高くなる


売りも同様に、長期のトレンドが下げているのであれば優位性は高くなる


短期足でも同様のことが言えるため、短期足、中期足、長期足と複数を分析しもっとも優位性の高いポイントでエントリーすることで資金を失うリスクを軽減することができる


MACDには、もう一つシグナルラインを設ける


シグナルラインをMACDが上抜けたり、下抜けたりすることでトレンドの転換を0ラインに到達するより早期に見ることができる

 

  • MACDでの買いシグナルは、直近の売りシグナル時に上から0ラインを下回っている時は優位性が高い。
  • 買いシグナルの時点では、0ラインを下回っている必要はないが、直近の下げが始まってしばらくは0ラインを下回っていることが望ましい
  • 売りシグナルの場合は、買いシグナルの逆になると優位性が高い
  • 0ラインを交差する条件は重要だが、極端に強気または弱気のときは0ライン付近で反発する時は上のルールを修正できる

相場で優位性を発揮するためには、高くで売り安くで買わなければならない

そのためには買いのときは0ラインを割り込むのを待ち、売りのときは0ラインを上回るのを待つことで

買われすぎの時に売り、売られすぎの時に買いを行う

優位性を突き詰めていくことで無駄な取引の削減につながり騙しも回避できる