リスクリワード 損切と利食いの関係

リスクリワード

まずFXにおける損切とは必要経費を意味する。

安く仕入れて高く売るのがFX。

 

例えばお店でも安く卸したものを利益をのせて売っているから成り立っている。

100円で販売するアイスを99円で仕入れたとすると

利益は1円しかないのに、売れ残ると99円も損失が出る。

こんなリスク誰も取らないはずなのにFXになるとなぜかこれをしてしまう。

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例えばこの1.10829で買ったとする。

直近の高値までは上がるだろうと約12Pの利益が見込めるとする。

しかしこれの損切は?どこで?ということになる

このチャートを進めると

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直近の安値は果てしないところにある。

十分そこまで下がる可能性は秘めている。

こうなると、『さっきまで上がってきたんだ上がるはず』と自分のいいように解釈し

損が果てしなく増えていく悲しい結果に終わるのです。

お祈りの状態に入った時点でこれはギャンブルなのです。

そこでリスクリワード

上の例は、利益に対して損失のリスクが高すぎる。

割に合わない。

日常生活では割に合うか合わないかを瞬時に判断できるのに

相場の世界ではそれができなくなるんです。

だからルールを決めなければいけない。

リスク(損失)に対してリワード(利益)を決めないといけないのです。

1:1は守らなければなりません。

しかしこれでもまだ低いです。

最低でも1:2は欲しいところです。

1:1だと勝率が50%の場合±0になります(厳密にはスワップ分-)

でもよく考えてほしい逆に言えば1:2を守ると勝率が50%でも+になる。

勝率35%でもギリギリ+に持って行ける。

勝率35%

これでいいならやれる!!

勝率や手法なんて後回しなんです。いかにリスクを抑えるか利益率を上げるかが重要。

もし12pを取りに行くなら6pで損切ですね。

そして一度決めたらもう動かしてはいけません。

お金を動かす前の冷静だった自分を信じる。

そのために自分を納得させるために手法がある。と思っています。